2017年10月4日水曜日

民進党合流組よ(2):「希望の党」に入っても希望はない、戻ってこい

民進党から選別でくぐり抜けた109人が1次公認された。ホットして選挙運動できると思っただろうが、小池新党にはいろいろ問題が多い。「希望の党」に入っても希望など持てない。離党し民進党の保守系政党を結成し戻ったらどうか。

210人が「希望の党」から公認を受けようとしていると言われているが希望がかなえられるのは残り少ない。

「希望の党」にいても自由な発言、行動は出来ず新しく出来たガバナンス長の監視を受け小池さんの監視下での議員活動になる。例え連立政権の可能性が出ても「希望の党」生え抜きの議員にしか役割は廻ってこない。

考えてみよ。「希望の党」が議席を得て国会で首班指名するときに誰を指名するのか。小池さんは冗談か本気か知らないが「公明党の山口さん」と言ったことが新聞で報道されたことがある。

代表が小池さんでは国会議員ではないので「小池」とは書けない。では誰にするのか。初っぱなから難問がでて来る。自民党は笑っているだろう。

都議会の運営を見ても「都民ファーストの会」では経験不足で心許ない。党内のガバナンスも欠如している。党運営も全てが小池さんの意向次第でルールなどないようだ。その証拠に「都民ファーストの会」の2人の議員が離党することになった。

この2人は確か、「旧みんなの党」の出身で小池知事誕生に大きく貢献し登庁時には真っ先に握手し歓迎したのだ。しかし、その後の「都民ファーストの会」では役職にも就けず無視される存在になったと記憶している。

小池さんのやり方は、目標達成のために最初は利用されるが、うまく行き出すと外様は無視される運命にあるのだ。

選挙が近づいても「希望の党」の役職が決まっていない。細野さん、若狭さんや民進党離党し加わった前議員がいるが、小池さんは決めようとしていない。今のところは全役を自分がやって選挙で立ち上がってきた「希望の党」生え抜きの議員で自分の息のかかった人間を登用しようとしているのではないか。

ダイバーシテイーなど格好の良いこと(意味がよく分からないが)を言っているが、そうだとしたら「希望の党」にも多様性のある人材が必要ではないか。それなのに「排除の論理」なんてとんでもないことだ。

民進党に戻れと言っても分裂してもうないが、参院議員を中心に構成されている。民主系保守政党として活動したらどうか。「希望の党」にいても国民の多様な意見を国政に反映させることは出来ないが、民進党では何とかなるのではないか。

新しく政党を作ると地方組織も必要だが民進党は既に持っている。十分生かせるのではないか。「希望の党」に移り主張を替えてまで議員を続けて恥ずかしくないか。


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