2017年10月30日月曜日

民進党分裂が大同団結の第一歩にならないか

メデイアは民進党の分裂、各党の総会の様子を詳細に報道するが、この民進党の分裂が野党の大同団結の第一歩にならないか。立憲民主55人、希望50人、無党派13人、民進約47人と分裂したがほとんどが民進党出身者だ。

だから数あわせの再編をしても民進党のカラーは変わらない。案の定、今の各党のゴタゴタを見ると民進党のDNAが騒いでいる。

でも、地方組織、本部職員のことを考えると民進党に頼らざるを得ないのは確かだ。政党交付金もまだ100億円あると言われ、分配が注目されている。

更に参院選も迫っている。それまでに野党の団結が必要だ。

憲法改正、消費税増税、経済成長など主要政策で考えの違いはあるだろうが、違いだけを主張するのではなく、どうすれば最終目標を達成出来るか。P→D→C→Aで修正しながら段階的に目標を目指すべきではないか。最初から極端な違いがあってはまとまらない。

国民は、選挙では「安定政権」「強い政権」を望んでいる。ドンと腰を落ち着けたリーダーのもとで態勢を整え、ゴタゴタ感を払拭することだ。

自民党だって憲法改正では党内に異論も多いが、反対より賛成の意見が強くメデイアも前向きな報道に終始する。

一方、野党の状況を報道するときは何故か、反対論が強く党内がまとまっていないことを強調する。だから国民にとってはゴタゴタしてまとまりがないと感じる。

保守とリベラルが混在する政党にあっては党内をまとめるのが大変であるが自民党は何故か、まとまっているように感じる。

反対意見も重要だが自民党を習った政策運営が出来ないか。

メデイアも反対者が多いことばかり強調し党内がゴタゴタしている印象を国民に与えては健全な野党を育成することは出来ないのではないか。

今回の民進党の分裂は野党が大同団結出来る第一歩にすべきではないか。

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