2017年10月14日土曜日

今日の新聞を読んで(109):応援します無所属、人物本位で選ぶとき

選挙後、ここに何人再結集するか
私も無党派層、応援します無所属候補者、今こそ人物本位で選ぶときだ。無党派層と言っても選挙の時にはかならず投票に行っているが、私の小選挙区では無所属はいないができる限り人物本位で投票している。

党が発表する公約は多義に渡っているが候補者は優先順位を付けて選挙公報に載せている。だから「悪さ加減が少ない」のはどうの候補者かで選ぶしかない。

今回は民進党と小池新党「希望の党」との合流失敗で民進党は「希望の党」合流組(57人)とリベラル系が集まった立憲民主党(15人)、そして無所属(21人)に分裂したが、参議院議員(47人)が未だ民進党で残留している(人数は読売新聞2017.10.13)。

ところが参議員グループの小川さんが「希望の党」との合流を拒否し、参議院議員の民進党を守り、選挙後の「希望の党」からの離党者などが合流再結集する案が出て来たという。

合流を推進した前原さんが、まだ民進党の代表らしいが、場合によっては解任してでも再編成をすると言う。小川さんは参議院の国会審議でも鋭い質問をする民進党の論客だったので期待されそうだ。

歴史のある民進党(民主党)が得体に知れない、未知数の小池新党擬きに揺さぶられて分裂することに異議ありだ。

特に小池さんから選別で落とされた実績のある議員が無所属で立候補している。代表までやった岡田さんが「考えがどちらの公約とも違う」と記者会見で言っていたが、15人でネットワークを作り選挙後は「大きな塊」を作らなければならないと再結集に意欲を示していたのには賛成だ。

「生き残り」をかけ小池新党に合流した候補者も「逆風」にさらされ人気も失速気味と聞いてショックだろう。果たして幾人戻ってこれるか。

宗旨替えし仲間を裏切っての離党だから落選でもすれば行く先がないと思うが、そこはその程度の人間なのだ。何もなかったように渡り歩くかも知れない。

でも今回の民進党のゴタゴタ劇は保守系で「解党的出直し」など好きなことを言っていた連中が出て行ったのだから分裂はスッキリしたことになるし、何時も肝心な政策ではゴタゴタの原因でもあったリベラル系も立憲民主党に移った。

今回の分裂で好き勝手なことばかり言っていてはいけない。大同団結する必要性を身にしみて経験したのではないか。

ただ小池さんに選別されたことは良かったのではないか。

小池さんを頼って選別前に離党合流した連中も党の役職には就けず、希望の党の生え抜き組と差を付けられている。選挙後の希望の党の構成がどうなるか分からないが、多くを占める民進党からの合流組が冷や飯を食うことになれば、また離党するだろう。

一方、無所属組は、政見放送が出来ない。ポスターの枚数も限られている。比例区での復活が出来ないなどハンデイ-は大きいが選挙区では顔も知れているし実績もある。公約も自分が考えれば良い。

勝ち上がって民進党再編、保守系リベラルの政党を作れば、野党第一党の地位を確保出来るのではないか。


希望の党は小池さんの都知事としての実績をどう残していけるかで決まってくる。今も厳しい立場におかれているようだ。次の選挙までには淘汰されるのではないか。「風と共に去りぬ」だ。

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