2018年8月18日土曜日

自民党総裁選で「バスに乗り遅れるな」というが「何処行きのバス」か

自民党総裁選は未だ本命(?)と見られる安倍総理が出馬宣言しないのに各派閥は早々と安倍支持でまとまり、既に出馬宣言した石破さんと安倍さんの一騎打ちの様相だ。

竹下派と態度を決めていなかった石原派が最後に「バスに乗り遅れまい」と安倍支持を決めた。当初は安倍さんも出馬宣言し政策を見極めてからの決定を考えていたが、各派閥が安倍支持を決めてしまったので急ぐことにしたそうだ。

「バスに乗り遅れるな」と安倍支持に回ったが、一体「何処行きのバス」に乗ったのか。

安倍さんは未だ政策を発表していないので国民にとっては自民党議員が何処に向かおうとしているのか分からない。

親安倍か、非安倍か、反安倍か。官邸、中央官庁の大臣コースか、トップダウンの一強政治か。

自民党議員70%が目指す方向は同じなのか、満員バスの中は一人一人の行き先は違っているが、取り敢えずは同じ方向を目指し、目的地について様子を見て又行き先を変えるのか。

国会議員は浮き草稼業だ。自民党ばかりでなく、野党の離合集散を見ても分かる。

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