2018年8月27日月曜日

自民党直販:期間限定「安倍金太郎飴」はいかがか


今の自民党員はさながら金太郎飴の状態、どこを切っても安倍顔だが、所々で石破顔になるということか。安倍さんが26日立候補を表明したがすでに国会議員257人が安倍支持で新聞報道だけでは石破さんの不利が目立つ。

安倍さんはさらに地方票を取り込むために安倍支持の国会議員を通じて地方で集会、総会を開いたり、地方の党員、議員を官邸に招くサービスを提供し、安倍金太郎飴の販売に余念がない。

どうして安倍金太郎飴でないといけないのか。本当に安倍一色でいいのか。国民の国政に対する多様な要求を吸い上げて国政に生かす我々の代表が一色に染まることがあってはいけない。

今までの「モリカケ」問題をはじめとする安倍さんの政権私物化などの不祥事を払しょくし新たな気持ちで今後の3年を全うしようと思っているのだろうが、所詮は自民党内でのこと。国政選挙で「禊」をしたことにはならない。

今後もやることは安倍政権の最終章ということらしいが民意とかい離する危険大きい。

どうしても安倍さんは自分の手でやり遂げたいと思っている憲法改正も国民が要求する政策の優先順位では最下位だ。自分がやりたいために周りを振り回している感じだ。石破さんとも9条改正では大きく違う。安易な改正ではだめで船田さんの言うように国会の憲法審査会でしっかり議論すべきだ。

「モリカケ」問題は安倍総理夫妻による憲政史上まれに見る悪だくみだが国民の80%は安倍さんの説明に納得していない。安倍さんは明恵夫人が国会招致されるのを極力回避しようと自民党の圧倒的多数を背景にしたいのではないか。
安倍支持者は其れの加担することになるのだ。

アベノミクスもポスト安倍で名前の挙がった候補者は皆、見直しを主張していた。中小企業、地方にはその恩恵が行き渡っていない。地方の経営者、自営業者、地元政治家で自民党員は多いはずだがどう判断するのか。

外交も得意というが今までの総理とは違って訪問国も多いが、成果が上がっているのか。対北では拉致問題と絡めて日朝会談を望んでいるが北は相手にしていない。米朝会談でトランプ大統領は提案したというが本当のところはどうか。

対ロシアでは北方4島の返還問題があるが、新聞報道では極東開発での経済支援を要請されているだけで返還など出ていない。逆にロシア支配を強固なものにしている。

対中も閣僚などが訪中し握手している姿は新聞でわかるが尖閣問題など領海侵犯、安全保障には貢献していないのではないか。

立候補宣言したといっても6年間の総括、今後3年の政策など石破さんと政策討論すべきであるが、リベートは苦手で逃げ回っている。逆に側近連中が変わっていろんな発言をしている。信じていいのか。

「日本を守る。」意気込みはいいが掛け声だけにならないでほしい。

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