地球温暖化は地球生態系の回復力によるという。今まで地球温暖化はCO2人為説に立ち排出量の削減が主張され今も変わってはいないが、異常気象の度に地球温暖化が原因と言われてきた傾向は落ち着いたようだ。
今までもCO2排出量は増加しているのに、ここ20年ほど平均気温の上昇が緩やかな現象が見られた。原因は700mより深い海水域での水温の上昇が見られるのだ。これも専門家は後数十年で再び気温の上昇が始まるとみている。
更に2015年と2016年にCO2排出に歯止めがかかったのにCO2が急上昇する現象も見られ、森林や海の自然生態系がCO2を吸収できなくなった。所謂、回復力の喪失のサインだという(朝日新聞2018.8.2 「地球環境 限界なのか」)。
ストックホルム・レジジエンス・センター所長のヨハン・ロックスとロームさんは、「プラネタリーバウンダリー」で10年前に安全でいられる限界値を示したが、9分野の内、生物多様性(生物種の絶滅)、気候変動、土地利用の変化、生物地球科学的環境(N,P)の4分野で危機的領域なのだという。
でも決して悪い方向ばかりでなく再生可能エネルギーなど地球の限界内で発展するロードマップも作られているのだ。
その他いろんな事を指摘している。
西日本豪雨は地球温暖化の影響かと問われれば「イエス」とも「ノー」とも言えない。いろんな要素が絡み合ってCO2人為説だと断定できないのだ。常識にある考えだ。
気温の上昇は大気中の水蒸気の量が増加する事は確かだが異常気象と気候変動を結びつける証明ができないと言う。
でも、温暖化→気候変動→気象異常が起きているのは確かなのだ。ただ異常高温だけでなく異常低温も起こすのだ。
パリ協定では1.5℃の上昇を目指しているが実際には4度以上のパターンになっていると言うから注意が必要だ。テレビで放映していたが2100年の天気予報では東京は44℃になるらしい。
言えることは最終氷河期終了後、地球の気候は最も高くなっているのだ。
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