2018年8月3日金曜日

自民党総裁選に思う:「今でしょ! 自民党内政権交代」は


野党に政権交代の力はない。政治の目先を変えるには自民党内の政権交代だ。多様性を欠く自民党総裁選、安倍総理3選にどんな大義名分があるのか。「今でしょ 自民党内政権交代」は。

メデイアの世論調査では安倍さんと石破さんの一騎打ちのようだがほとんどが安倍さん有利だ。自民党支持層では50%近くが安倍さん支持、石破さんの15%を大きく引き離しているし、永田町では7割以上が安倍さん支持だ。

外の暑さも影響してこの状況を聞く度にうっとうしさを感じないか。自民党員は6年間の安倍政治、国会運営をどう評価し、次の3年に何を懸けているのか。そこが分からないから不安が募る。

石破さんも政策出版本を出したがその評判はどうなのか。安倍さんの保守に対して石破さんは保守系リベラルと見ているが、それなら今国民が願っている政治ではないか。

自民党が長く政権の座にいたのも党内で保守vsリベラルの構図が出来それぞれが政策で切磋琢磨していたからではないか。

だとすると、今こそ「自民党内政権交代」で政治の潮目を変える必要があるのではないか。野党に政権交代の力はない。

「信用できない安倍」と言いながら「他の内閣よりマシ」の消極的総裁、総理選択ではこれからの国政を背負っていくのはしんどくないか。

今の安部政権の政策、国会運営は「そもそも国政の福利は安倍晋三が享受する」と言われる程の酷さだ。なのに自民党の多くの派閥は安倍支持で固まったようだ。

大宏池会の復活も麻生さんと岸田さんがチグハグなことをやっていては無理だ。ポスト安倍の一人だった岸田さんは出馬を断念した。そりゃそうだろう、世論も期待していないし、2位など確保出来ない状況だったのだ。

反面、麻生さんは「自民党内政権交代」を訴え、3選後の主導権を確保使用としている。

今回の財務省の不祥事でも改善にその力を発揮できなかった麻生さんだが、「自民党内政権交代」には賛成出来る。舌禍が問題になっているが時々は良いことを言う。

自民党員も「ここは党内政権交代」を考えた方がいいのではないか。このまま安倍さんが3選しても、すぐに「死に体」内閣に落ちてしまう可能性が大きい。不祥事を背負ったままの安倍総理の今後は期待出来ないのだ。

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