2018年7月26日木曜日

安倍総理3選でも早くて1年以内に「死に体」内閣か


反社会的勢力顔負けの自民党総裁選候補者潰しで3選できても早くて1年以内に安倍政権は「死に体」内閣の運命ではないか。厳しい権力闘争の末の総理の座だが首を取られるのも早い。

新聞報道によると岸田さんが出馬をあきらめた原因には、もちろん当選する可能性はないし次点もおぼつかなかったこともあるだろうが、安倍さんから「出馬すれば面倒は見ない」という脅迫があったという。岸田さんは岸田派が不遇になることを回避したようだ。

安倍内閣が何とか支持されているのは、「他よりもマシ」という消極的理由からだ。だからこそ安倍さんは圧倒的多数で総裁になったという実績がほしいのだろう。No2が出てくれば一変にひっくり返る不安定な立場にあることは本人が一番よく知っている。

それにしても強引な対抗馬下しは選挙であれば公職選挙法に違反するが、自民党総裁選では問題ないのか。総裁→総理という工程がある以上は問題ではないか。

そんなことまでして安倍総理はどんな政策を国民に掲げるのか。

無理して3選を達成してもすぐに「死に体」になることは明らかだ。

まず、(1)「モリカケ」問題で参院選を戦えない。永田町より地方の方が厳しい。

(2)内閣改造で期待していた入閣待望者が入閣できなかったことによる反乱

(3)新入閣大臣の失言、政治資金不正、自民党議員で勤続年数が長いといっても政策に精通しているわけではない。今まで入閣できなかった議員は後援会など何か理由があるはずだ。内閣改造は求心力を上げると言われているが逆に下げる可能性もあるのだ。

(4)官僚の反乱 もう3年しかない総理に忖度など関係ない。

(5)参院惨敗で「モリカケ」問題の関係者の国会証人喚問が強まる。安倍総理が3選にこだわるのは夫人の国会招致を拒否するためで何か哀れさを感じる。

(6)安倍政権を支え国政を牛耳ってきた連中は下野しかない。他の議員の反感も大きいだろうし、官僚だって言うことは聞かなくなる。

今、新聞などで国政に関する不合理な面が多く指摘されているが、そのほとんどは安倍退陣で解決する問題だ。

安倍退陣で誰が出てくるか。



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