2018年7月21日土曜日

3選は「圧勝」でないとやっていけない安倍総理に自民党員は良識を示せ


3選を目指し形振り構わぬ安倍総理は「圧勝」でないといけないらしいが、そんな安倍さんに自民党員は良識を示せ。自民党総裁選での圧倒的支持、国会での圧倒的議席数でないとやっていけない安倍総理の政策に期待ができるのか。安倍総理は拮抗する中での政策論争が苦手なのではないか。

3選後は「あと3年しかない」となれば後半は何かがあると「死に体」内閣になり求心力などなくなる。ろくな閣僚もいなければ不祥事で辞任の羽目になる。

今までは強権政治だったから「責任は私にある」というだけのお粗末な責任論で終わっていたが、これからはそうはいかない。

野党は相変わらず「モリカケ」問題を追及してくるだろう。国民も忘れてはいない。安倍総理や加計理事長の説明に納得していない。国会での証人喚問に抵抗する国会対策委員会の存在は疎ましい。その自民党の国対委員長の古屋さんが政治資金で問題視された。

何を言っても選挙となると現役総理は強みがある。パフォーマンス、地方へのサービス、被災地への訪問も本音は総裁選での地方票の狙いだろう。地方活性化、復興にカネを出すといえばいい。

安倍さんと石破さんの2人の候補者を比較してみよう。


可能な任期
政策
政治姿勢
致命傷
安倍さん
後、3年
今までの総括が必要
2%物価目標
異次元の金融緩和
アベノミクスの評価
財政危機
防衛
「モリカケ」
トップダウン
「モリカケ」問題
忖度政治
何かあると体調不良
執拗なメデイア批判
負ければ夫人の国会証人喚問
石破さん
6~9年
今後の政策を発表するだけ
ボトムアップ
離党、復党の履歴
雰囲気が暗い

それでも自民党員は安倍さんなのか。こんな人材にどうして求心力があるのかわからない。

私は、どんでん返しで石破さんがかろうじて勝つ方に期待する。自民党員も良識を示さないか。

岸田さんは出遅れだ。このままいけば負けははっきりしている。出馬することは安倍さんを有利にするだけ。禅譲など期待できない。そもそも安倍政策とは大きく異なるリベラル派だ。野田さんは論外だ。官邸筋から推薦人を貸す話もあるようだが見えすぎている。

石破さんは早く政策を発表すべきだ。安倍総理が表明を遅らせているのはただの対抗馬つぶしだ。それに乗ってはいけない。

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