2018年10月5日金曜日

今日の新聞を読んで(181):2,3年後の日米のリーダーの顔が分からないのだ


今日の新聞を読んで、日米の共通課題が見えてきた。23年後のリーダーの顔が誰か分からないのだ。特に世界のリーダーであるアメリカの大統領がどうなるか。アメリカは2年後、日本は3年後が見えてこないのだ。

アメリカの中間選挙でトランプ大統領の共和党は経済の好転を背景に勢いづいているかと思ったが支持率は40%台前半で伸び悩みという。一方民主党はオバマ前大統領を頼るしかない。「顔」がいないようだ。

民主党のオバマさんは「世界は悪夢から目を覚まそう」と訴え再登板を目指している。オバマ政権を60%の人が評価しているのだ。

対する共和党は「オバマは最悪の大統領、共和党が勢いづく」というがトランプ大統領はロシアンゲート事件、スキャンダルに悩んでいる。アメリカにしては命取りになりそうな問題だが、未だ生き残っている。

内政、外交でことごとくオバマ政権の決めたことを反故にするトランプ大統領、「アメリカ第一」「保護主義」は経済、貿易以外で通用するのか。G20,G7など国際舞台で孤立化するトランプ・アメリカに先進国の首脳はどう対応しようとしているのか。

今のところ、安倍総理が一番の理解者らしい。

その安倍総理もあと3年、無事に務めることが出来るのか。

内閣改造の評価が低い。安倍総理は「全員野球内閣」と高校野球より低レベルを誇る。12人の優秀な人材を登用したというが、今までどうしてチャンスがなかったのか。自民党内からも「在庫一掃 閉店セール」と揶揄されるほど新安倍内閣は頼りないのか。

国会答弁での失言、内閣不一致、更にはスキャンダルと新閣僚は大丈夫か。それに安倍総理自体のモリカケ問題は裁判や新・獣医学部問題で新たな新事実が出てくる可能性もある。東京オリンピックでも不明朗は予算執行、そして今回入閣を逃した安倍支持連中が反目してくるだろう。

最上段に掲げた憲法改正も公明党が抜けて自民党単独での憲法改正草案を提出するらしい。自民党内も異論があり自民党・総務会で全員一致憲法草案を承認できるのか。その総務会長に前・厚労相の加藤さんが着いた。

メデイアは「加藤さんがポスト安倍か」と報じるが本当か。

ポスト安倍で禅譲を期待していた岸田さんはどうなるのか。知名度から言うと石破さんだろうが、モタモタしてはいられない。安倍政権が3年持つかどうかは分からないのだ。安倍さんが求心力を失うのは早いかも知れない。国内外の情勢が安倍安泰を許さないのだ。

23年後の日米関係はどんなリーダーが築くのか。

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