2018年10月26日金曜日

[耳鳴り」には薬は効かない、「カウンセリングでうまく付き合え」と


私も15年ほど前に「耳鳴り」が気になりだし、耳鼻科を受診し薬を処方されたが効果なし。特に重篤な病気ではないということで放置していたが、最近日本聴覚学会が指針を発表し「カウンセリング」で耳鳴りと付き合うことが大事で「認知行動療法」と言うらしい。

特に日常生活に支障をきたすほどではなかったが、他の病気と関係していては大変と思い耳鼻科に行った。いろんな検査をし周波数ごとの応答で標準に比べ遅くなっていることがわかり単なる「耳鳴り」と言うことになった。

「薬を出しましょう」ともらった処方が「血流を良くする薬剤」だった。こんなものが効くのかと思ったがやっぱり効果なしだった。

ところが5年ほど前に5時間の車の運転が終わり車から降りた時にフラツキ、気分が悪くなり車酔いの症状が出てきたが、時間がたっても症状が消えない。

そこでまた、耳鼻科を受診し各種検査を実施した結果、耳鼻科的には三半規管の異常と言うことで、「耳鳴り」とは関係なかった。

しかしまた、血流を良くする薬剤を処方され、驚いたことに10分ほど耳鳴りがやむことがあり、長いときは6時間ほど耳鳴りがやんだ。この処方を続けると耳鳴りが改善すると期待したが、やっぱり一時的だった。

ところが最近になって日本聴覚医学界の指針で「カウンセリング」が大事という。

医者と向き合ってカウンセリングを受け「耳鳴り」とうまく付き合うことが大事だというのだ。

耳鼻科の医者も大変だ。今までは血行を良くする処方をしていればよかったが、これからはカウンセリングが重要になる。「信頼できる医者をどう選ぶか」、患者にとっても大変だ。


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