つい先日まで「円安はプラス」と言っていた日銀・黒田総裁がここにきて「急激な円安はマイナス」と言い出した。参院予算員会での野党議員の質問に答えたのだ。
黒田総裁曰く「最近の円安は急速、一方的で企業の事業策定系っ買うを困難にし先行き不確実性を高めているので経済的にはマイナス」というのだ。
つい先日までは「安定的な円安の動きであれば経済全体にプラス」と言っていた。
円が75円から110円、140円と10年近くかかって進んだのは安定的に円安になったのだからプラスというのだ。言い換えれば自分が量的緩和で円安誘導したのはプラスだというのか。
以前は、企業は翌年度の円を想定して予算編成する。だから1円為替が動くと大企業は数百億円の損益を出すことがあった。事業自体はうまくいかなかっても為替で損益を出していた。
今はどうか。145円から149円に数日で変動する。企業が付いていけないのは当然だが何とかやっている。内部留保を取り崩しているのか。
でも円安が進めば輸入品、原材料が高く、国産品の症例にならないか。外需に頼らず、内需で経済を回していけないか。
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