2022年10月7日金曜日

プーチン、習、金:世界を悩ます3人衆、日本も他人事ではない難題が迫る

ロシアのプーチン大統領、中国の習主席そして北朝鮮の金委員長、世界を悩ます3人衆だが、日本も難題を押し付けられている。弱腰の日本は米国に追随するが独自の難題も抱える。いつになったら周辺の安全保障がかなうのか。

3人衆は国内の自らの体制拡大、維持のためになりふり構わぬ行動するが、すべてが米国を念頭に置いたたくらみだ。

プーチンは、日本に対して北方4島の軍事化、領土分割禁止の憲法制定、経済支援でカネを取り込むだけの日ソ交渉だったのか。

今、旧ソ連邦再構築、安全保障でのNATO拡大阻止を狙って多くの予想を裏切りウクライナに進行した。短期決戦dえウクライナを掌握できると思っていたが意外にウクライナは強い。欧米の支援も受け侵攻7か月後の今、ロシア軍に対して反転攻勢しウクライナ優勢だ。国際社会からは孤立し、同盟国でも距離を置きだした。「プーチンの始めた戦争」「プーチンが勝ってもなんい役にもたたない」との声が聞こえる。

習主席はなんと規約を変えて3期目を目指すという。長老たちには反対している者もおり、どうなるかはわからないが、毛沢東を目指すというではないか。香港、台湾を取り戻す。ウィグル地区をはじめ民主化に圧力をかけて潰している。

日本にとっては尖閣諸島は自国の領土と占有権を主張する。また日本近海での海底資源調査も旺盛だ。台湾有事では「日本有事」の状態が予想され、日米同盟の強化、自衛隊の増強で防衛費は1%枠を超え2%を目指す。

北の金委員長も拉致問題は解決積みとらちが明かない。条件なしの会談も興味がないらしい。度重なるミサイル発射に抗議するが平気なのだろう、国内の金体制維持に必死だ。

この3人は何かにつけ米国を相手の政策を展開する。米国が表に出なければ解決の道は開けないのか。


中国vs米国、中国は米国に代わって覇権を狙っているのだ。米国の世界戦略から落ちている地域に「一帯一路」で経済支援をし、港湾開発は経済よりも中国の軍事拠点の構築だ。慌てた米国は安倍さんの唱えた「開かれたインド太平洋構想」に飛びついた。今は南太平洋島嶼部がターゲットになっている。

トランプの時の対米貿易不均衡是正はどうなったか。中国に制裁を加える計画が逆に米国にブーメランとして跳ね返ってきた。中国をたたくことは米国経済にも弊害が出るのだ。

ロシアvs米国、NATO拡大阻止、旧ソ連邦の欧米化を食い止めようとしたのだろうが、旧ソ連から離脱した国は自由を謳歌し、経済でもロシアを抜く大きな成長をしている。

ウクライナ侵攻は、旧ソ連邦の再興だろうが「力による現状変更」は世界から批判を浴びている。欧米から支援を受けたウクライナがロシアを押し返して優勢だ。プーチンがいつ停戦に応じるかだが、ロシア国内の反プーチンがどうなるかにかかっている。

北vs米国、朝鮮半島の平和維持のためには北の核開発、ミサイル開発をやめさせるべきだが、核は手放さない。経済制裁を受けながらもなんとかやっているが恐らく中国をはじめ同盟国が裏で協力しているのだ。弾道ミサイルはグアム、ハワイにも到達できる。

3人衆がどうかならなければ世界平和は維持できない。国連安保理で北を批判してもロシア、中国が拒否権発動では紙屑だ。

 

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