市場は円為替はいくらがいいと思っているのか。以前円高が問題になった時は110円と言っていたが、円安が進む今、140円と言っているらしい。テレビ東京の6日のWBSは今回の為替介入の裏側を検証していた。
今回の為替介入は2.8兆円で過去最大の介入になった。今回介入しなかったら150円に向かっていただろうと考え、効果はあったと専門家は言う。しかし介入後140円まで円高になったが、数日で144円、145年に戻した。誰も効果があったとは言えない。
番組では介入の場合、大事なことは「根回し」だという。では今回の介入で米国にどういう根回しをしたのか。それがイエレンー鈴木会談だったという。イエレン財務相が「適正に協力」と発言したことが「理解をいただいた」ということらしい。
今米国はドル高でちょっと困っているので少々のドル安は容認できるということらしい。
今、民間企業の「指し値注文」では「140円台」でドルを調達したいといっているらしい。
以前円高の時は110円と言っていたが、円安が進む今は140円だ。なぜこんなに大きく違うのか。本当の円為替はいくらが理想なのか。その時その時に市場は構造改革で対応できているのか。
日本の外貨準備は役180兆円あるというが、すぐに使える金額は20兆円と聞いたことがある。何回も為替介入できるわけではない。
今は、金利差を縮小することだが、「量的緩和継続」を主張する黒田総裁の任期もあろ半年という。縮小、利上げに転じるチャンスだが、誰が総裁になるか。岸田総理の判断?
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2021.11.18掲載
一体どうなる円為替:「上がれば上がるで困る」「下がれば下がるで困る」 yamotojapan.blogspot.com/2021/11/blog-post_76.html
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