2013年11月17日日曜日

茨城県南部、北部、千葉県北西でM5相次ぐ:10月31日早朝の雲は地震雲だったのか

10月31日午前5時頃、東京の空に地震雲?
10月31日午前5時頃、東京の夜明けの空に地震雲らしい真っ直ぐに伸びる雲を見た。一瞬地震雲ではないかと思ったが、4日後以降に地震雲(?)が伸びている方向でM5クラスの地震が多発している。

11月16日20時44分頃
千葉県北西部地震M5.5
千葉県、埼玉県、神奈川県 東京都で広く
震度4,震度3を記録
11月16日、午後20時44分頃、高崎からの帰り関越道を出て環八に入り井荻トンネルの手前、信号で止まっていたら急に車が揺れだした。5~10秒間だったと思うが車での地震は初体験だ。谷原の交差点には「緊急交通路 地震災害時一般車両通行禁止」と表示されナマズの看板が出ている。

直ぐNHKラジオに合わせて情報を得ようとしたが、なかなか情報が入らない。そのうちに信号が変わって車は動き出した。動いている時に地震に遭ったらどんな揺れになるのだろう。

NHKラジオで、千葉県北西で地震発生、M5で深さは90km、千葉県、埼玉県、神奈川県で震度4を観測、東京も震度3で広範囲に揺れたようだ。

茨城県も揺れている。11月3日14時25分ごろ茨城県南部地震M5,震度4,このときも東京は久しぶりに揺れた。その後、10日にもM5.5、茨城県北部も揺れている(気象庁地震情報)。

地震雲での地震予知は「科学的根拠がない」と言うことで気象庁は否定しているが、何故か今回は否定できないのではないかとも思ったが、発生場所までは予想できなかった。

地震とナマズの話をまとめよう。

2013年9月7日に日本で地震の基礎を築いたジョン・ミルンの特別展が国立科学博物館で開催されていたので見学した。そこにナマズと地震のことが説明されていた。

地震災害時の交通規制
それによると、安政江戸地震(1855年)後、ナマズを題材にした錦絵が大流行、ナマズ絵では民間の伝承にちなみ地震の原因とされた大ナマズとそれを押さえつけたり、懲らしめたりする鹿島大明神が主役だ。地震に乗じてカネ儲けする者を風刺する絵、被害者を救済する絵が描かれたそうだ。

しかし、幕府の取り締まりにより、短期間で姿を消したが今も200枚ほど残っているらしい。

2011.3.11の東北地方太平洋沖地震後、内陸部でも地震が活発になり、東京湾周辺も首都直下型地震の震源域で発生が危惧されている。

それに伴い火山活動にも注意しなければならないが、16日に群馬県安中市より浅間山を見ると、噴煙を上げているが噴火警戒レベルは「1」で平成22年4月15日以降変わっていないようだ。

時間のある時あるいは揺れた時、気象庁の地震情報を見ることも大事なのではないか。


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