2014年9月1日月曜日

内閣改造、党三役人事:上っ面で安倍総理を評価せず中身で勝負を

内閣改造、自民党三役人事を上っ面で安倍総理を評価せず、その中身で冷静に評価すべきではないか。当初、石破幹事長が続投かどうか、女性枠を6人、大幅な改造など見どころをメデイアはこぞって流したが、29日の安倍vs石破会談で、幹事長交代、石破さんの「閣僚入閣」が決まると、あっという間に見どころは萎んでサプライズどころか、専門を生かした地味な内容に変わってきた。

それでも、見どころ、サプライズ人事は「○○○○氏、○○で調整」という記事が目立つ。よく内容をみると、安倍総理にしてみれば支持率を上げるためにも決行したい人事なのだが、派閥の長や長老連中と調整が必要だというのだ。

何故か、党内でも絶大な権力を握って、人事も一本釣りをしそうな安倍総理だったが、新聞でニュースになる人事は、副大臣、政務次官などの経験者がその専門性を生かした登用になるようだ。

しかし、ポイントは、幹事長人事らしい。

新聞では若手女性議員等が候補に挙がっているが、多方面からの調整が必要らしい。新鮮味を出すか、ベテランを据えるかで、うわさされている総選挙が近いかどうかも予想できるらしいが、新聞でうわさになる人事は潰す目的もあるようだから政界のことは分からない。

最近は内閣改造も意識改革が必要だ。情報番組でキャスターが「何のための改造か」と問えば、コメンテーターが「一番大事なことです」と応じる。

国会議員になれば大臣、総理を目指すのは当然としても全員が大臣になれるわけではない。ここのところを意識改革しなければ、いつまでも今のような改造劇を繰り返すばかりだ。

また、政治資金規正法などスキャンダルで政権の命取りになるような議員がいるかどうかの「身体検査」は有名な話であるが、当初の改造構想からトーンダウンしているのはスキャンダルが関係しているのだろうか。

金集めに徹せず、国会の場でいくらでも活躍する場はあるのではないか。しっかりした目的をもって国会議員になるべきだ。

そしてしっかり政策に経験を積んで大臣候補になってほしい。






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