2016年1月8日金曜日

電気自動車(EV):本当に車が家電製品になる日が来るのか

電気自動車が本当に家電製品になる日が来るのか、家電量販店で販売される日が来るのか。 今、開かれている世界最大の家電ショー「CES」に各社が競ってEV車を出展しているという。モーターショーなら当然としても家電ショーと言うのだ。

私も東京モーターショーには毎回行くことにしていたが昨年は残念ながら行くことができなかったが、EV車はいろんなところで出展が目立つ。省エネ、ハイテク住宅にEV車を配しスマートハウスを強調する。今は無接触充電も可能だ。

多いのは通常は車と充電器、蓄電器の役割で災害など緊急時には給電できるシステムが多い。1日分なら何とかなると聞いたことがあるが最近の性能は分からない。

ところが、そのEV車の近くでソニーの家庭用蓄電器が展示されていたのを思えている。説明員に「4~500万円と言う高価なEV車を買うより15万円の家庭用蓄電池の方が安いのではないか」と聞くと「そう思うんですが」といって笑う。

どちらを選ぶかは消費者の好みの問題だ。

ところが、2010年の終わりごろ家電量販店ビッグカメラとEVメーカーの三菱自動車がEVの普及で協力し合う協定を結んだと新聞に出ていた直後、京浜東北線にのっていたら有楽町駅でビッグカメラの店頭に三菱のEV車が展示されるのを見た。

ついに「車が電気製品になる日が来たのか」と次の日にビッグカメラ有楽町店に行ってみた。

すると残念ながら車は撤収されていた。係員に聞くと「申し訳ありません。昨日のみのイベントだったんです」と言い、店の中に入りパンフレットを持ってきた。その時の話ではもう少し先になるようだったが、ビッグカメラが販売するが話を通すだけで後は従来通りのデイーラーによる手続きになるらしかった。その後、他の量販店とも協定を結んだという記事が載っていたが、軌道には乗らなかったようだ。

でも本当に車が電化製品になるのか。東レは炭素繊維の車体の車を出展しているし、EVになるとエンジンの構造も全く違ってくる。自動車メーカーでなくてもできる。

そもそも、EV車やハイブリット車が主流になるのだろうか。ガソリンスタンドで燃費の安いことに優越感を感じることができると言う人もいる。コンビニで充電設備を設置しているところもある。東京―大阪間を無給電で走ることができれば普及も進むか。どこかメーカーが忘れたが九州―東京間を無給油で走ることができると言う記事を目にしたことがある。

今、ガソリンの値動きが激しい。ハイオクだと170円台だったと思えば今は110円台だ。セルフだと2~3円ぐらいは安くなる。店員は、「慣れたもんでおばあちゃんでも平気でやっている」という。


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