2020年2月15日土曜日

新型コロナウィルス肺炎(8):感染経路が分からず街中にウィルスが広がる新しいステージか


新型コロナウィルスによる肺炎感染者も日本では259人、ダイヤモンドプリンセス号で218人と感染者は増える一方で重篤あるいは死者の数も増えてきた。今までは感染経路をフォローできたが、だんだん感染経路も不明で街中にウィルスが広がっている傾向が出てきた。

テレビのニュースは「又感染者が増えました・・・」「新しいニュースです・・・」に始まり感染者は増える一方で終息の気配はない。

感染者の経過でも熱が出て医療機関で受診、数日後せきが止まらず、熱も引かないので再受診、コロナウィルス感染で入院という。初期症状が出ても判断しにくいのか。それとも厚生労働省の発表する感染条件に合致せず最終的結果が出るまでに野放し状態に問題があるのか。

海外の反応は「一番やってはいけないことをやっている」と厳しい。ダイヤモンドプリンセス号での対応がまずいというのだ。

熱、せき、下痢の症状が出れば誰だって医療機関を受診する。普通のインフルエンザの症状と代わらないのであればインフルエンザキットでテストし、インフルエンザが否定されれば放置するのではなく、新型コレラウィルスの疑いがあるので入院させ隔離することができないのか。

要は、症状からインフルエンザでなければ新型コロナウィルス感染と判断できないのか。放置されている期間に人から人への2次、3次感染が広まる。

新型コレラウィルスは「感染力が強く、重篤になる危険もあるがインフルエンザ」なのだ。「特段怖がる必要はない」というが医療方針が決まっていないのでは「正当に怖がる」ことは難しいのではないか。

千葉、東京、神奈川、愛知、和歌山、沖縄、北海道と感染者が広がっている。

ダイヤモンドプリンセス号、武漢からの帰国者、中国からの観光客と感染ルートをさかのぼることができる事例も少なくなってくる。

タクシー運転手が感染し経路を調べたら屋形船での組合の新年会、屋形船の感染者は中国湖北省の観光客を乗せたらしい。人から人への感染力は強い。

予防にマスク、手洗いというからマスク不足、消毒薬不足が更に感染拡大を誘発する。

しかし政府のやり方も後手後手ながら武官からの帰国者で監視期間を過ぎ陰性だった人は帰宅しているし、ダイヤモンドプリンセス号では高齢者などを下船させ他の施設に隔離する方法が取られだした。

感染者のピークは2月と中国は希望的観測を流すが、情報に信頼性のない中国のことだ、今感染者数を増やして2月の終わりごろピークを過ぎたとでも言うつもりか。

香港大では以前、4~5月がピークと予想していた。7月ごろに終息に向かうのか。

対策が後手後手と批判されている安倍政権としては、習主席の国賓としての訪日、東京オリンピック、パラリンピックもあり気をもむところだろう。結局は中国から訪日中止、IOCからオリンピック中止を言ってこなければ何も決断できないのだ。

我々は手洗いを励行し、おかしいなと思ったらマスクをし拡散防止に努めるしかないのだ。どの政権も与野党問わず緊急事態対応は苦手なのだ


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