小雨降る羽田を午後7時、安倍総理を乗せた政府専用機2機が飛び立った。世界でトランプ批判が上がっている中で、どうしてそんなに訪米を急ぐのか。それにはアベノミクスを守るためには2国間通商協定に為替条項が入ることを避けるためではないか。
アベノミクスの第一の矢は異次元の金融政策、量的緩和だ。市場にジャブジャブおカネを流せば円高だった為替も円安になる。そうすれば輸出産業を活気づかせ日本経済も復活すると見ていたが、その通りになった。
ところがトランプ大統領は選挙期間中からドル高を批判、イエレン議長の利上げもドル高になる事を警戒、任期満了で辞任を匂わせてもいた。
安倍総理は、政府の取っている金融緩和はデフレ脱却を目的としており為替操作ではないと否定、G20でも認められていると反論するらしい。
でも、異次元の量的緩和は円、ドルの売買で為替をコントロールしないが、為替に大きく影響する政策である事には間違いない。為替操作だ。G20だって表だって批判されていないだけのことではないか。
更にトランプ大統領は離脱を宣言したが、安倍総理は日本が主導してでもTPPも進めたいようで説得するのだろう。これもアベノミクスには大きく影響するのだ。
今回の安倍総理とトランプ大統領の会談は、アベノミクスが場所を米国に変えて再検証される事になるのだ。為替操作と認められればアベノミクスは破綻、長期政権などあり得ないのだ。
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2017.2.2掲載
トランプ大統領の円安批判:アベノミクスも米国に舞台を移し最終検証か
yamotojapan.blogspot.jp/2017/02/blog-post_2.html
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