今時の代理戦争：中東シリア、京都の暴力団抗争そして東京の小池旋風は同列か

都民の一人としてもう止めてほしい代理戦争、今時、代理戦争というと中東シリア、京都の暴力団抗争そして東京の小池旋風は同列なのか。

千代田区長選では小池ｖｓドン・内田の代理戦争と言われ、選挙期間中も小池都知事は「代理戦争であること」を認める発言をしていた。一方で他の候補者は「代理戦争ではない」と否定していたがメデイアは代理戦争状態を吹聴していたのだ。

結果は小池旋風に煽られ自民党都連は壊滅状態、相次ぐ離党者で内田さんは責任を取って幹事長を辞任したという。

メデイアは喜ぶ構図だが、いつまで代理戦争を煽るのか。悪者がいるうちは構図も成り立つが、悪者がいなくなるとどうするのだ。

この圧勝をいいことに都議選では全選挙区に都民ファーストの会から候補者を立て単独過半数を狙うという。影響を受けるのは自民党と民進党だという。

もう小池さんの言う東京大改革の必要性はよく分かった。悪者が誰かもわかった。利権まみれの都議会を正常化する必要性も分かった。

これからは代理戦争ではなく、ポピュリズム選挙を止めて正常化に向かわないか。代理戦争ではろくな候補者は出てこない。