テレビの情報番組は今回の日米首脳会談の成果を報じている。大方はうまく行ったが豹変するだろうとの見方だ。トランプ大統領には先進国の首脳で友達と言えるのは安倍総理しかいない。これから始まるG7などの国際会議は初めてで他の首脳がどう出て来るか分からない状況下で安倍総理を一時的に味方に出来れば安心だ。
だから今回の首脳会談は異例ずくめの招待になった。
安倍総理の外交は、プーチン大統領との4島問題では「新しいアプローチ」と言ってみたりいろいろ批判されたトランプ大統領とはゴルフ外交をしてみたりで中身がよく分からない。国会審議で野党議員に会談内容を聞かれても外交には相手のある事と重要な事項には「2人の信頼関係」というオブラートで包んでしまうのでどういう会談になったかは分からない。
期待出来るのはトランプ大統領がツイートでつぶやく事だ。トランプ大統領だからやってしまうかもしれない。期待したい。
今回の首脳会談ではトランプ大統領は事前の予測に反して厳しいことを付いてこなかった。親しい友達関係を創りたい一心だったのだろう。
でも、こんな事でトランプ大統領の支持者が満足するはずがない。ある時突然豹変することは十分に考えられるのだ。
その時は先進国の首脳の中で誰か良い友達が出来たときだが、ロシアのプーチン大統領はG7に入っていない。中国は貿易不均衡、為替操作で問題があるが、会談直前に親書を渡したり、電話会談したり、「1つの中国」を再確認したり何を考えているのか分からない。
イギリスのメイ首相とはEU離脱で理解し合う仲であったが一時入国禁止令で批判される側に廻った。今後どうなるかは分からない。
二国間協定を進めるトランプ大統領はEU諸国とはうまく行かないだろう。
そう考えると日本とは経済対話で厳しく当たりながらトランプ大統領は表面的に安倍総理と仲良くするしかないのか。
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