2017年6月2日金曜日

トランプー安倍ープーチン、悪のトライアングル

最近の安倍外交を見ているとトランプ大統領―安倍総理―プーチン大統領の悪のトライアングルが浮き彫りになり、このままでの外交は「日本の国益」を損ねることになりかねないが、安倍総理は自らの実績作りに専念し「国益」を擬製にしている。

この3人は安倍総理の外交の賜物(?)でファーストネームで呼び合う仲だと言うが、それはお互いに都合の良いときだけの話だ。込み入った交渉時にはそんなことは関係ない。

イタリアG7サミットではトランプ大統領は「アメリカファースト」で他国の首脳と意見の対立を見、会議は乱れ気味だったが悪の親友である安倍総理が助け船を出しその場は取り繕ったようだ。

反保護主義は認めず、「パリ協定」には検討時間がほしいと言ったが、2日早朝「離脱」宣言をした。

国内ではロシアゲート事件で政権が危うくなっているし、自分の携帯電話番号を首脳に教え、安全保障での問題が吹き出した。勿論、安倍総理も教えられているのだろうか。

ファミリーを政権内で重用したために他の閣僚達といざこざが絶えない。政権の短命を匂わす報道が多い。

こんな政権と安倍総理が親友関係を打ち立てているがマイナスイメージにつながらないか。

プーチン大統領も手強い相手だ。国際的にはウクライナ問題で経済制裁を受け、ロシア国内経済は不振のようだ。そこで日本の投資を期待している。日本は北方4島返還問題も絡み「共同経済活動」で返還交渉を迅速に進めようとしているがプーチン大統領は極東開発で日本のカネが欲しいだけだ。

日本が主権に拘る限り北方4島返還交渉などうまく行かない。そのうちに目立ったのは極東開発の実績だけだ。

北方4島返還の機会はエリチン大統領の時が最後のチャンスではなかったのか。プーチン大統領がはっきりした姿勢を示さないから、安倍総理は憶測でうまく行くと思ってカネを出し結果は国益を害していることになる。

安倍総理のような坊ちゃん総理では太刀打ちできないという主張には納得がいく。

安倍総理も国内では芳しくない。

森友学園、加計学園疑惑は安倍総理が主導した規制改革、戦略特区政策であるが、蓋を開ければ自らの知人が利権者の顔になっている。明らかになっている許認可の経緯も「森友ありき」「加計ありき」でその背後に「安倍ありき」ははっきりしているが安倍総理は「圧力をかけたことは一切無い」としらばっくれる。

前川さんは内閣府の参与、文科省OB、首相補佐官がしつこく接触してきたという。全てが安倍総理の側近だ。トランプ大統領がファミリー政権なら安倍総理は側近政治で好き勝手なことをやっている。

メデイアに出てくる顔を見ても悪人面だ。「知らない」「見たことがない」「記録がないので分からない」の常套句は自らの頭の悪さを言っているのが分からないのか。


トランプ大統領、プーチン大統領は「国益」を守り、安倍総理は「国益」を害する。それで丁度バランスしているのだろうが日本に取っては大迷惑だ。即刻安倍総理は退陣すべきだ。

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