2017年6月21日水曜日

民進党の脱低支持率:大事な局面で評価されず苦しい立場

井村屋に似ている? 民進党ロゴ
民進党は何故、低支持率を脱出出来ないのか。大事な局面で評価が低い苦しい立場に悩んでいる。直近のメデイアの世論調査での政党支持率は8%、これだけ安倍一強政権が悪巧みを図っても反対側の支持率が上がらないのだ。

その反対票が民進党に行かないのだ。内閣支持率が10ポイント下がっても民進党の変化は微々たるもの。

存在感が乏しい。安倍政権は「他よりもまし」の「他」とは民主党政権の事らしい。世論調査からして民進党に不利な設問になっている。メデイアにも馬鹿にされているのだ。

党内がまとまらないのも難題だ。

政策でも肝心な事になると党内不一致、蓮舫代表を中心にまとまっているのかと思うと要職に就いている人が身勝手な動きをする。自分に「利」があるかどうかが判断基準だから党がうまく行くはずがない。

都議会議員選挙でも41人の公認に14人が離党したという。民進党にしがみついていても埒があかず小池「都民ファーストの会」に鞍替えか。都民ファーストの会だって今回は「風」頼みで評価が良いが4年後はどうなっているか。

民進党は10~15人のグループが乱立している。離党、新党を立ち上げるより今の民進党にしがみついていた方が楽という議員が多いのではないか。だから党のことなどどうでも良いのだ。

蓮舫代表も初の女性代表、東京選挙区ではトップ当選、民主党政権での行政改革で名を売った。いけるかと思ったら二重国籍問題でケチを付けた。

討論がうまいと思っていたが、党首討論の機会がなかった。安倍総理を追求してもブーメランで反撃されることは分かっていたので民進党も避けたかったのだろう。

連合との関係で共産党との選挙協力は無理と言う事を考えると野党連合なんて出来ない。
これからは安倍政権でない「保守党政権」だろう。リベラル系政権は期待されていない。そうすると民進党内の保守系議員が主導権を持って運営していくことだ。リベラル系は少し黙っていた方がいい。


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