2017年6月8日木曜日

加計問題で安倍総理、菅長官を見て:ウソにウソを重ねると政策理念まで狂ってくる?

加計問題で安倍総理、菅官房長官を見ていると「最初に本当の事を言うべき」で、ウソにウソを重ねると政策理念まで狂ってくるし、最悪は人格攻撃になる。加計問題は規制改革、構造改革、戦略特区構想にかこつけた安倍総理の利権誘導行為で公正、公平は政治を狂わせている。

何をやっても内閣支持率が落ちないことを良いことに強権政治を繰り返しているが既に綻びは始まっている。安倍総理の国会審議での発言、菅官房長官の記者会見に対して反安倍のパターンが始まった。

これにメデイアの世論調査で内閣支持率下落が伝わると更に進むのではないか。未だ主要メデイアの調査が発表されていないが既に52%から27%まで急落している報告もある。

そりゃそうだろ、国会審議での安倍総理、文科相を始め幹部官僚のとぼけた答弁、共有メールに載った人物と同姓同名の職員が10人もいるらしい。

安倍総理に再調査を迫る野党議員に文科省は「再調査せず」、安倍総理は「文科省が答えているとおり」と自分にかかる疑念を隠すことに必死だ。

又、安倍総理は「圧力をかけていない」「国家戦略特区諮問会議に私がどうこうすると言う指示を出したこともないし、出せない仕組みだ」と必死に防戦するがそんな事を信じている国民はいない。

諮問会議なんて、総理が出席して1時間弱、既に作成され提出されている資料を基に報告、採決するのだ。会議前から総理の意向をくみ取って事務局や首相補佐官、内閣府参与が根回ししているのだ。

新聞報道では2016年11月の国家戦略特区諮問会議で日本獣医師会の要請で「1校限り」「空白地域」を入れたと言うが「1校限り」は肯定するも空白地域の要請はしていないと否定した。

でも、規制改革、構造改革、戦略特区構想は強固な既得権益者の抵抗を振り切り岩盤規制にドリルの刃で風穴を開けるのが目的ではなかったのか。「獣医師会の要望を聞いた」とは従来から安倍総理が言っていることと違うのではないか。
安倍総理は、ウソにウソを重ねて最後はおかしくなり政策推進の理念まで狂ってきた。

菅官官房長官は前川さんの人格攻撃、再調査しない理由に「自分が聞き及んでいる範囲では必要無い」と言う意味の説明をしていた。

前川さんは「捨て身の立場」だ。ウソをついても何も失うものはない。「行政を狂わせた」事の抗議をしているのだ。

「出所不明」の怪文書として信憑性に欠ける文書に再調査はしないと言うことだろうが、民進党の入手経路、メデイアのニュースソースは明かさないのが常識ではないのか。

文科省政務官もおかしなことを言っていた。自分と会見した役人がメモした文書について、「私が見てokしたものでない限り公文書ではない」と言う意味の発言をしていた。

メモ文書も登場している人間の了解がなければ「知らない」と言うことだ。役所の仕事も難しくなって来た。

高級官僚の人事は内閣人事局が一手に握っている。森友学園、加計学園疑惑で安倍総理を守った財務省理財局長、加計問題では文科省の役人が数年後にはどんな役職に出世したか注目しよう。


それが安倍、菅の悪巧みなのだ。

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