加計学園疑惑での文科省、いじめ問題での教育委員会、学校の共通項は「不備」で教育村の同根だ。誰を守っているのか、将来性のある子どもの自殺は耐えがたい事件だ。
日本の教育村はどうしようもない状況である事は誰だって分かる。度重なるいじめ問題での自殺は後を絶たず調査不十分で教訓にもなっていない。
文科相は加計学園疑惑で「総理の意向」文書の調査をしたと言うが限定的で「見つからなかった」という。これを受けて菅官房長官も文科省の調査結果の通りという。
ところが前川さんに続き、現役官僚の告発が後を絶たずメデイアや野党の厳しい追及についに「安倍総理の指示で再調査する」と言い出した。あれだけ頑なに拒否していた再調査を総理が認めたのだから不思議だ。
先日のNHKの世論調査で内閣支持率が48%、そんなに下落していないことを良いことに「再調査」に踏み切ったのだろう。国民は判断が甘い。
一方、いじめ問題は両親が文科省に直談判した結果、教育長が家族に謝罪した。上から指示されなければ出来ないことだったのか。前回調査した第三者委員会は解散し新たに調査し直すというのだ。
可愛い、将来性のある子どもさんが心境をノートに詳しく書き残していた事を考えれば何の疑いも無く、「いじめ」と判断すべきだ。悔しかったことだろう。
いろんな才能があったので妬みで虐められたのだろうか。
自殺者が出ると、学校は記者会見で「いじめはなかった」「認められる状況ではなかった」という。報告を受けた教育委員会も十分な調査もしないで学校の報告を鵜呑みにする。
「教育村」がお互いにカバーし合って、その間に「念のため再調査」が抜かれている。
文科省がそうだから、末端の学校、教育委員会も同じだ。
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