二階幹事長、麻生財務相、安倍総理など自民党トップのマスコミ批判が相次いでいるが、自民党はヤケクソになったのか。メデイアを批判してもどうにもならない「自分で蒔いた種」ではないか。
政治部記者は飯を食わせたり、情報を流してやったりして味方に付けているが社会部記者は言うことを聞かないとでも言うのか。
今回の都議会議員選挙では他の党の党首が街頭で応援しているのに安倍総理だけは街頭に立てないと思っていたら、秋葉原の街頭演説に立った。
私も2回ほど秋葉原での安倍さんの街頭演説を聴いたことがある。幟を持った自民党系の動員された団体がほとんどだったが陸橋の上、周囲のビルからも聴衆が聞き入っていた。
ところが今回のテレビニュースを見ると「辞めろコール」「帰れコール」が響く。誰かが警官に連れ去られていた。トラブル発生に未然防止だろう。
何となく香港を訪れている習主席への民衆のデモと同じではないか。
安倍総理は「政策がなかなか行き届かない」とぼやいていたそうだが、間違った政策だから届かないのではないか。正しく評価を受けないのではないか。
こんな状況は海外へも配信されているだろう。G7を控えて安倍総理はどうみられているか。「お前もたいしたことないな」とみられていないか。
二階幹事長も麻生財務相も同じようなメデイア批判を繰り返している。
「そんなモノカネを払って読めるか」というが、政治家は複数の新聞を購読しニュースの確認をしているのではないか。二階さんに言わせれば自分の派閥の議員の不祥事報道は頭にくるのだろう。二階さん自身も中国との関係で批判を受けた事がある。
「部数も減っている。自分の蒔いた種ではないか」とも批判するが、今の自民党の状況とそっくりではないか。
麻生さんは「メデイアの批判は間違っている。本人が言うのだから間違いない」とも言う。一体メデイアが報道する内容の何処が間違っているのか。丁寧に説明する必要があるが、そこのところが曖昧なのだ。
今時、二階さんや麻生さんのような発言をすると票が逃げていくことは分かっているのに何故、発言するのか。安倍さんを擁護するつもりなのだろうか。そこが1番問題なのが分かっていない自民党のトップクラスなのだ。
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