安倍総理も出席した衆参閉会中審査での加計学園、自衛隊日報隠蔽疑惑は関係者の「何らかの発言の可能性は否定できない」と言うことで終わりなのか。
自衛隊・日報隠蔽疑惑は「何らかの発言の可能性は否定できない」と言う事で終わりそうだが、防衛省の特別監察報告でのコメントは加計学園獣医学部新設疑惑事件とともに2つの事件に共通するコメントではなかったか。
加計学園獣医学部新設計画は安倍総理のお友達の加計理事長が事業者になっており総理から「何らかの口添え」があったのではないかと疑われていたが、「総理が言えないので私が代わりに言う」という和泉首相補佐官の発言も「記憶にないので言っていない」と頑なに否定、萩生田さんも「文書は認めるが内容に記憶が無い」という。今は経産省の審議官も「記憶をたどっても今治市の担当者に会っていない」と否定する。
国民は皆、既に見抜いているのだ。否定しても「何らかの発言、会談があったことを否定できない」のだ。
自衛隊の日報隠蔽事件も防衛特別監察をしたと言っても捜査権はない。必然的に曖昧な調査で終わるが、今回は国民も感づいているから完全否定は出来ないのだ。稲田防衛相の不規則発言、曖昧な国会答弁もそれに拍車を掛けた。
ここは「何らかの発言の可能性があった」ことを記さなければ今回の特別監察の意義まで疑われることになるのだ。
行政に関わる疑惑の監査は難しい。身内がやるのではなく、第三者機関が「国民のため」にやるべきだが行政の壁は高い。
稲田防衛相が内閣改造まで後6日間持たなかった理由も、次官、陸自幕僚長の辞任を前に稲田防衛相に何か後ろめたい気持ちがあったのだ。
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