菅総理が政治的判断で設定した緊急事態宣言の期限9月12日で解除できるかどうか。感染者数500人以下などとてもじゃないが達成できない。それを見越してか政府は基準の見直しを始めた。
菅総理は「明かりが見えてきた」と楽観論だが、東京は感染者数が減っている傾向だが、反対の地方は増加傾向だ。専門家の予測も同じだ。
菅総理は対策として「ワクチン接種」を推進、2回目の接種が終わった高齢者層では感染者や重症化が低いと期待する。しかし未接種者いるために専門家までテレビCM に登場させ「私も打ちました」と効用をPRする。
しかし、ワクチン接種も難題が出てきた。
接種済みの高齢者にも再感染が出てきた。デルタ型の感染力は強い。クラスターも1週間で34件発生、施設が問題らしい。
専門家、医療関係者は病床逼迫を危惧する。東京では自宅療養が急増、療養中に急に悪化し死亡する例も増えてきた。東京では酸素ステーション、大阪では野猿病院構想が出ている。
そんなときにあろうことかモデルナワクチンに異物混入の事例が発生、新聞報道ではすでに6月に分かっていたらしい。代替で何とかなるらしいがワクチン接種神話に汚点だ。
それでも夏休みが終わり、学校が始まる時期になってきた。今は、子供が感染し、家庭内に持ち込み家族クラスターの発生が危険視されている。親は学校での感染状況が分からず子供を休ませるかどうかで迷っていると言う。
今感染者数は20~50代の割合が多い。若者も接種と急ぐようになった。予約なしの接種会場には354人分の接種に対して2226人が殺到したニュースが流れた。
予約がなかなか取れないと言う。だから遠方からも集まってくる。感染防止に蜜を避けるように指導しているが、逆に接種で密になっている。
菅総理は総裁選、総選挙で有利な立場に立とうと目論んでいるようだが、それがコロナ対策を誤らせているのではないか。
菅さんが総裁選で負けて総理が代ることが国民の安全と健康を守ることになるのでは。総裁選を決して自民党内の問題と片付けてはいけない。
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2021.5.24掲載
ワクチン接種狂騒曲(1):菅作詞、河野作曲、都道府県知事編曲 yamotojapan.blogspot.com/2021/05/blog-post_24.html
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