25日の自民党本部での菅ー二階会談で、総裁選について菅総理が「粛々と進めて」と発言したことで様子見をしていた岸田さんが出馬に動き出したという。高市さんや下村さんも出馬を宣言していたが、どうなるか。推薦人20人を集めるのも一苦労となると菅vs岸田になるのか。
人気が下落している菅総理は何とか、安倍、麻生、二階派の支持を得て勝ち名乗りを挙げたいところだろうが、領袖クラスが考えているほど楽ではない。安倍チルドレンと言われる風に乗って当選した若手議員が「菅ではかてない」と騒いでいるのだ。
でも今はだれがなっても大変な時だ。
まず、菅さんの不人気を吹き飛ばす制sカウを発表するしかない。コロナ対策であり、コミュニケーションをどうとっていくか、国民の民意に沿った政治、整合性のある政策、政権運用だ。
「様子見」で後手後手になっているコロナ対策を「先手」に持っていくことだろう。感染拡大の要因になったオリンピック、パラリンピックは終わる。残されたのは巨額な負債をどう処理していくか。
防衛費が急騰し5.4兆円になる。尖閣諸島への中国の領海侵犯、領空侵犯に対する脅威にどう対処するか。台湾有事への日米同盟、自衛隊の対応だ。
自然災害は脅威を増し広域での復興にどう対応するか。首都直下地震もいつ発生するかわからない。富士山噴火となれば世界的に影響が大きい。
すべてに対応することは難しいが、とりあえずは新型コロナ対sカウと経済の復興だろう。
誰が総理になってもワクチン接種率を上げること、医療体制の強化だ。菅総理の政策の欠点を補う対策を立てることが重要だ。菅総理は候補者も同じことを言うだろうと考えている。この点は現職が強い。「よりマシな政策」が求められる。
そして、国民とのコミュニケ―ションの立て方だ。不適を指摘すれば「承知している」と言う。それでも苦手なのか。都議会議員選挙、横浜市長選でも街頭には立たなかった。街頭に立てば批判の声が上がり逆効果と側近は考えたのではないか。
総選挙も近い。国民に近づける姿勢が重要だ。
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