2021年8月23日月曜日

横浜市長選をどう読むか:自民は実績で不支持でも、野党は未知数でも支持か

 

22日投開票の横浜市長選は自民、小此木さん32万票に対して野党推薦の山中さん50万票の大差で勝利しNHKは20時山中さん当確を打った。接戦か、再選挙も予想されていたので意外な感がしたものだ。 

どうしても実績が問われる自民系候補は不利で、実績未知数でも支持を得た野党候補が有利だった。争点はIRの誘致だと思っていたが、新型コロナ対策への不満が大きかった。 

それでも自民党支持が35%あるのだから、菅政権の政策に批判的立場が大きかった。菅総理のお膝もとの選挙だから菅総理もなりふり構わぬ小此木支援に市民は反感を持ったのだ。 

特に官房長官時代はIRの旗振り役だった菅総理が、小此木支持でIR反対の立場になったことを市民はどう感じたか。IR賛成なら現職の林さんを支持する立場にはなかったのか。

最近の選挙では菅自民は全敗だ。その最後の結果が菅総理のお膝元で起こった。 

当然に「菅では選挙に勝てない」「菅総理は選挙の顔ではない」と自民党内は浮き足立っているはずだが、新型コロナ対策、東京オリンピック強行、さらにはコロナ後の経済で自民党政権が批判されているのだ。 

とりあえずは「自民にお灸を」と言う考え方が多いのではないか。このまま野党連合が支持を受けるとも思えないのだが・・。 

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2021.8.22掲載

政権交代は難題:外交で現状維持、内政で現状の修正をめざせ yamotojapan.blogspot.com/2021/08/blog-post_22.html

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