読売新聞2021.8.3 |
「台湾有事」も現実味がささやかれ、その時は日本も他人事ではない。米英独豪印が台湾支援の行動に出れば日本の自衛隊も参加、特に後方支援、艦船の日本寄港は兵站上重要になってくる。
尖閣諸島での領海侵犯を繰り返し中国の挑発行為には警戒が必要だが、日本だって南西諸島の中国の第一列島線に沿いミサイル配備、電子部隊配備を実施し警戒を強めている。
ただ、中国は日本が単独で何もできないとみている。日本も日米同盟強化で「尖閣も施政権内」にお言質を取ってホッとしている。
でも、これだけのミサイルを配置して誰が何時発射ボタンを押すのだ。「戦は先手必勝」だがこれだけは例外だ。最初に手を出した方が世界中で批判され、孤立する。
そうでなくても中国の覇権主義、違法行為に対いて「法の順守、航行の自由、開かれたインド太平洋」を目指す米国を中心に英独豪印のに真美シナ海での共同訓練、行動が活発になってきた。
先月29日には、英の「クイーン・エリザベス」が南シナ海に入ったという。これに対して中国が実弾演習を計画しているというが、米海軍の駆逐艦、オランダのフリゲート艦も参加するという。
また、ドイツもフリゲート艦を派遣すると言おうし、インドも参加、これにベトナム、フィリッピン、シンガポール、インドネシアも訓練を予定しているという。
対中包囲網が着々と進んでいるように思えるが、経済支援を考えると各国で中国との関係がふくざつらしい。日本も例外ではない。
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