今、必要なのは、国民の信頼を取り戻し自民党政権を維持するか、それとも菅政権の延命か。菅総理は自らの政治生命を守るために党役員人事、内閣改造、総裁選、解散総選挙スケジュールをいじくりまわしていないか。だからメデイアの報道も混沌としてくる。
菅政権はアドバルーンを打ち上げて様子を見、スケジュールをいじくって、少しでも有利な条件を見つけようとしている。
自分への責任追及が大きいのに、幹事長をはじめ党役員人事、内閣改造をかんがえ浮足立つ若手議員をけん制、人心一新でこの苦難の政局を乗り切ろうとしているが無理筋の話だ。
内閣改造、解散総選挙をするにしろ、まず総裁選を実施すべきである。総裁選を実施し、総理の座を維持して解散総選挙を考えるべきではないか。それをやらないから無理なスケジュールが蔓延る。
でも、菅総理に有利な条件は何もない。
総裁選は、岸田、菅そして出馬すれば石破さんの三つどもえ、前回の総裁選と同じだが、違うところは菅総理が前回のように圧倒的な支持を得る環境にないことだ。
前回は菅、岸田、石破の順だった。菅さんで決まっていたので後は石破、岸田さんの2位争いだったが、予想に反し石破さんは最下位だった。これで石破さんの今後の総理の芽は消えたと思ったほどだ。
今回が、岸田さんと石破さんのトップ争いだろう。菅さんはよくできて2位、最下位の可能性も高い。、現職総理総裁が落選では余りにもみっともない。まだ菅さんは出馬宣言をせず、ギリギリまで様子見か。トップが確保できなければ出馬見送りと言うことになるが、誰が進言するか。
一方交代する二階さんはどんな地位を与えられるのか。衆議院議長、副総裁? 下村さんは出馬を諦めさせられたが、党役員人事刷新だから政調会長の座も怪しくなる。まさか幹事長か。
菅さんの動かしやすい人選では河野さんが幹事長、小泉さんが官房長官だがどうだろう。
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