自工会会長でトヨタ自動車の会長でもある豊田章男さんが、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出ゼロ)は雇用問題であることを忘れるなと日本の地球温暖化政策を批判、2035年までに国内新車が伝道者になると800万台に生産台数が減り、550万人の大半が職を失うと警告する。
新聞報道によるとドイツで開催されたモーターオーでは電気自動車(EV)へのシフトが本格化したという。若者の「車離れ」を食い止めるために環境意識を高める必お湯があるのだが、700社参加でも日本は参加しなかったという。
欧州では2035年にガソリン車の新車販売が事実上禁止になるというので、EVが注目を浴びているのだ。
日本も当然に2035年までに国内の新車販売は電気自動車になるらしい。それでも我が国ではEVや燃料電池車(FCV)の生産台数は2030年で200万台と試算されている。今、1000万台を輸出しているので800万台の生産台数が減るというのだ。
自動車産業はすそ野が広い。中小企業含め多くの産業が関連し、雇用を守っている。しかし最近、EV車になると機械部品は少なく、車体も鉄鋼製品でなく化学製品のカーボンファイバーとなると鉄鋼業も痛手だ。
以前日本で開催されたモーターショーで東レがカーボンファイバーを採用した車体の車を展示していた。これに電気モーターを加えると完全に電化製品だ。
何時だったか忘れたが、有楽町のビッグカメラ店で三菱自動車の電気自動車を展示したことがあり、見に行ったが一日だけの展示で撤去されていた。店員さんが店内からカタログを持ってきた。今は、「お客さんを三菱に紹介するだけ」の業務らしかった。
もうすぐ、車も家電製品になり量販店で販売する時代が来るのかと思ったがなかなかその時が来なかった。
今、テレビを見ると日産が「リーフ」のCMをやっている。日産が一歩進んでいるのか。そういえばフランスのルノーもモーターショーで主要車種のEV版を展示したという。ルノーと日産は技術提携しているので動きが速いのか。
私も今、車の更新時期でハイブリット車に変えることにした。EVでは値段も高く、航続距離も心配だった。またエンジンがモーターだから劣化の心配もあった。
性能もガソリン車と比較がすぐに理解できなかった。日産リーフe+G(2WD)のしようが総電力量62kWh、走行距離458km、200Vで充電時間12時間(?)と書いてある。総電力量とはバッテリーの充電量いわゆる満タンらしい。7.3km/kWh、ガソリン車では○○km/Lになる値だろう。走行時のCO2排出量は減るのだろうがピンとこない。しかしEVを生産するのにはCO2を排出するのだ。
しかしEVには災害などの緊急事態時の電気の供給減として役立つのだ。災害時のことを考えて常に満タンにし1500kwでの電気供給は可能になる。
価格は500万円と高いが160万円に近い優遇措置がされているので、340万円で手に入ることになる。これだと1800ccのハイブリット車に近い。
雇用を守ることも大事だが、異常気象の要因である地球温暖化防止も喫緊の課題だ。
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