長く低迷していた日本株が14日、33502円を付け、バブル後の最高値を付けたという。米国が利上げを休み、円安ドル高で4営業日上げ幅が1800円で専門家の間では「いつ下がっても」不思議ではないという。
先には世界的な投資家が来日氏し日本株を推奨、東証も自社株買いで1株あたりの資産を推奨していた。それが今、33年ぶりの最高値を付けているのだ。政府も経済学者も日本株を評価しているか。
恐らくもっと高くなることを期待しているかもしれないが、投資家の行動は非常に予測しがたい。
思い出してみよう、2008年のリーマンショックを。確か、不動産などの不良債権を他の債権に組み込んで金融商品化し、世界中にばらまいたが、金融機関の倒産で金融危機を招いた。亡くなったエリザベス女王が「何故、経済学者は予測できなかったのか」と問われたが、経済学者の中には警告する人間もいたが、全体を予測することがなかったというのだ。
そして今、どうだ。
投資家は売り買いで株価を上げているようだが、FRB, ECUなど中央銀行の利上げ、日銀の緩和継続か縮小か、さらには何時利上げに踏み切るのか。賃金の動向、株主還元もあるだろう。
しかし、一番大きな課題はロシアのウクライナ侵攻がどうなるかだ。今、世界は戦争中であることを忘れてはいけない。
何が下落のきっかけになり、誰が大損するのか。一般投資家が一番損するのではないか。
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