プリゴジン氏のモスクワへの「正義の行進」が中途で挫折した結果、今後のロシアのウクライナ侵攻問題も様子が変わってくるのか。一時行方不明だったプリゴジン氏がベラルーシで健在が明らかになった。
ベラスーシのルカシエンコ大統領がプーチンと相談しワグネル軍団のためにキャンプ地を設置するという。ワグネルの解体が計画されそれが今回の氾濫の要因だった言われているがプリゴジン氏はそれを回避できたことになる。
ルカシエンコ大統領は、これでロシアの戦術核の保有、ワグネル軍団をかくまうことで今後のウクライナ問題でキーマンとまるか。
プーチンにとっては反乱を起こされたために自らの求心力は落ちることは確かで、第2の氾濫も危惧されてはいるが、「いつでもキーウを狙えるぞ」とゼレンスキー大統領をけん制することができるメリットはある。ただしプーチンの命令に従えばの話だ。
この戦争を早く終結させたい考えはルカシエンコ大統領にはあるだろう。ロシア内にプーチンに意見の言える人物がいないという環境をルカシエンコ大統領が改善するのはないか。
一方、欧米諸国は今後の動向に注意だ。
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2023.6.26掲載
ベラルーシ・ルカシエンコ大統領、ロシアの核、そしてプリゴジン氏受け入れで7キーマンに yamotojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_26.html
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