朝日新聞 2024.5.30 |
ところが、使用済み放射能物質の保管についてはいまだ、文献調査段階で、予算の乏しい自治体が交付金目当てに名乗りを上げている。
その原発が40年を超えて60年まで稼働可能なのだ。
高浜原発3,4号機が来年2025年に40年を迎えるが60年、2045年まで問題なければ運転が可能という。関電が方針通り計画的に管理すればの話らしい。ところが蒸気発生器の伝熱管の尊称がみられ2027年に修復するという。問題含みの運転だ。
おまけに停止期間は運転機関から除かれるので、修理期間が長ければメリットが大きい。故障ばかりしていれば得になるようだ。
いかに点検修復をしようと、放射線劣化が問題になる。運転していなくても劣化は進むのだ。
さらに自然災害への対応は大変だ。能登半島地震では志賀原発に想定外の影響があったという。
この材料劣化、想定外の自然災害のほかに人為ミスが考えられる。東電福島第一原発の撤去作業でも考えっらえないミスが報告されている。
40年運転が60年まで延長された。いつ何が起きるかわからない。「事故がおきるまで」は安全なのだ。
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