朝日新聞2024.5.17 「株高なのにGDPマイナス」 私は右回りだが、あなたは? |
GDPも2%のマイナス成長で、15年ぶりのマイナスという。GDPはアベノミクスで600兆円近くまで拡大したが、米、中、印、独に次いで第5位となる見通しだ。
経済指標で世界を比較すると日本は知らぬ間に後れを取っている。
上記のサイクルで私は右回りだ。年金は減る一方、介護保険料は増える、生活は当然苦しい。スーパーに買い物に行っても、何が値上げになっているのか分からなくなる。驚いたことにキャベツなどは1/4にカットされている。丸ごとだと1000円に近いか。決めたものを買うとさっさと店を出ることにしている。
一方、左回りの人は収入増もあると思うが、すべての国民が恩恵にあずかっているわけではない。企業は満額回答、賃上げ5%以上というがそれは大企業の話。7割近くの人は中小企業で賃上げ5%に至っていない。
特に中高年への配分が少ない。若手従業員の確保だ。例え一時の増収があったとしても日常生活は右回りと変わらないか。
円安ドル高も企業によっては高収益を上げる要因になっているが、物価高は避けられない。メデイアも賃上げが追い付いていないという。実質賃金もマイナス成長だ。日本の賃金の伸びが他国と大きく後れを取っている。5%賃上げしたところで大きく伸びることはない。今後の賃上げの状況による。
要は、円安をどうして回避するかだ。海外の観光客は「日本は安い」という。
多くの要因はFRBとの金利差だ。日本は0~0.1%のゼロ金利と似ているが、FRBは約5%だ。日銀はさらなる利上げをするというが、せいぜい0.25%刻み、0.75%というところか。
FRBも利下げをするというが下げたって3%まで、国内経済の状況による。バイデン政権はドル高容認だ。
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