日米中央銀行の共通政策は物価2%だが、FRBは利下げせず、日銀は利上げせずでは状況は変わらず今の円安が続く。日本国民は物価高に苦しみ、日本安売りだ。
FRB、日銀の決定会合が近づくとFRBは利下げ、日銀は利上げをし、物価高が解消するのかと期待がかかる。
ところが、米国では雇用増が市場予測に達せず17万人増で確信が高まるまで利下げの先送りだ。
一方、日銀は物価高も人件費増が影響していることを確信するまで利上げを先送りだ。
日米ともに、物価は2.8,1.9%、2.4%など目標の2%に近づいていると思うが、市場予測と、政府の実績でどうして食い違いが出るのか。日本では過去に政府に予測のアルゴリズムを提出するように要望したが、拒否された事案があった。市場、政府は同じアルゴリズムで予測すると違いが出ず、政策運営の支障をきたすからか。
米国は政策金利5%、物価3%弱、日本も物価は同じレベルだが、政策金利は0~0.1%だ。FRBが利下げせず、日銀が利上げせずでは金利差は大きく、円安、ドル高は続く。
この連休中に日銀、政府が為替介入したと思われる円の乱効果が続いた。いったいいくらで落ち着くのか。為替介入は一時の効果しかない。米国も協調介入すべきであるが、ドル高は米国経済の強さを示している。
大統領選が終わるまで、協調介入には期待できないか。
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