2024年5月20日月曜日

小池さんは本当に政治家としての実力があるのか:メデイアが作り上げた虚像では

 東京都知事選が迫っているのに立候補の意向を示さない。立候補を考えている政治家も小池さんの挙動に左右される。小池さんは政治家として本当に実力があるのか。うまくテレビの登場し劇場型の作戦によって勝ち抜いたためにメデイアが「強い」という虚像を作り上げたのではないか。

カイロ大卒業という経歴でテレビのキャスターに登場し、希少価値(?)から名前が知られるようになった。そして知名度が上がるにしたがって自民党が議員としての価値に目を付けた。自民党でも閣僚を経験するが、在籍年が増えると存在意識に疑問が出て国会議員を止めて都知事に転出した。そして都政でやることがなくなれば今度は国政への復帰に動き出す。

そんな経緯があるが、小池さんのやり方は敵を作って攻撃、面白がったメデイアが調子に乗り圧勝させるパターンが目立たないか。

テレビで名を挙げた実績から劇場型政治で支持者を獲得する。一期目は都知事選に立候補するにあたり自民党は推薦しなかったこと(?)から都議会を敵に回しブラックボックスと批判した。

二期目は、何と言っても新型コロナ対策だ。近県4県の知事らを「ワンボイス」の重要性からリーダーとなり政府、官邸の尻を叩いた。政権はいつも評判を落とした。

三期目は何を敵にするか。2期の実績もあり「自分自身が敵」なのだ。そうなると対応も難しくなる。歯切れが悪く、1期、2期のようにはいかないだろう。

336万票の獲得票数は驚きだ。対抗馬が宇都宮さんだったが相手の知名度が低かったためか。

学歴詐称が常に問題になるが、そんなことは押しのけて当選する。しかし、名誉棄損でどうして訴えないのか。やっぱりカイロ大卒は嘘なのだろう。今度3期の出馬となれば学歴に「カイロ大」を記するかどうか注目だ。

人気度、知名度は抜群だ。発言をメデイアが取り上げ、それが増長し「虚像」を作っていないか。

また、政治家として新党結成の意欲もあったようだが、うまくいかないようだ。スタッフが悪いのか。民主党政権崩壊時、「希望の党」を結成し民主党解体から受け皿として考えたようだが、入党条件に「選別します」と発言したために一挙に人気を落とし失敗した。

都民ファーストの会も結成し、都政に足場を作ろうとしているが、小池抜きでは活動ができない状況では心もとない。

新党結成にも失敗し、足場を築くこともできず、自民寄りの立場の言動を来る返す。国政復帰には頼みとした二階さんは頼りにならない。しかし自民党には小池さんを恐れたり、頼りにする言動もある。

ここでしっかり「小池」という政治家を検証し、本当に役立つ政治家なのかどうか判断する国民、都民に責任がある。

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