日銀はもっと利上げを。0.25%刻みで2%まで利上げできないか。異次元の金融緩和を止め、利上げにを目指した日銀だが、結果は0~0.1%のゼロ金利並み。市場はもっと利上げを予測し対応を考えていたので、当然に腰砕けだ。
自信のない日銀は急激な利上げで何が起きるかわからないので、様子見の利上げをやったのだろう。
世の中は「金利のある世界」を望んでいる。アベノミクスのゼロ金利政策は経済界の力を落とした。コロナ化でも経営不振の中小企業がゼロ金利で資金繰りができ温存する結果になった。生産の効率化などばかげたテーマだった。
日銀の0~0.1%の混りは、FRBの約5%の7金利差が大きくなど、円安は輸入品の物価高などで国民の生活は厳しい。一方訪日客は日本や安いと爆買いだ。
賃上げ、物価高の経済の好循環を日銀は目指すが、大企業は5%の賃上げを満額回答しても7割を占める中小企業は無理という。ということは「構造的な賃上げ」は難しいのだ。
日銀の政策が今の日本経済にあっていないのであれば、ここは思い切って利上げをすべきだ。0.25%7刻みで段階的に利上げし2%を目指したらどうか。米国の経済事情もありFRBの利下げを期待できなければ日銀が利上げをして金利差を縮小するべきだ。
今、日本の企業は低金利になれ、利息の高い資金を借り入れて事業を展開し、儲けを出す力が不足していないか。アベノミクスの時代でも経営者はもうかる分野があれば借金してでも投資すると言っていた。
また、利上げすれば預金金利も上がる。年金生活者らにとって預金金利は生活費だ。個人消費も伸びる。家計にはプラスだろう。新聞報道でも26年度は年に7.7万円のプラス効果があるという。
最近高齢者が高額な詐欺事件にあっている。高齢者でもお金を持っているのだ。金儲けで投資する気持ちはわかるが、詐欺にあっては元も子もない。預金r金利を上げ貯蓄させる方法もある。
利上げすれば国債償還が上がり政府は困るという。しかし国債のほとんどは赤字国債で、財政政策に使われ、それなりに恩恵を受けた国民もいる。新聞報道ではコロナ対策で国は赤字で交付金を出すが、自治体はそれを貯蓄に回しているというのだ。
ほかにもメリット、デメリットのある分野は出てくるだろうが。いろんなケースで試算した結果を国民に知らしめるべきではないか。判断は国民がする。
「金利のある世界」を目指せば、力強い日本経済を取り戻すことができないか。
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