2025年2月13日木曜日

賃上げ高水準でも物価高に悩み:問題は円安対策、日銀は利上げを

 賃上げが高水準でも物価高による実質賃金減、3年連続マイナスではまず、円安対策を急がなければならないのか。FRBとの金利差が円安の要因だ。米国経済は好調でインフレ傾向ではFRBも利下げは無理、そうなると日銀の利上げだ。

日銀はFRBの様子見だが、今政策金利は0.5%、さらに1%を目指すようだ。躊躇せず、利上げに向かえ。

日本経済も「失われた30年」と言われるが、すべては企業経営者の失敗だ。

人材投資を避け、生産性が向上せず、賃上げができない。人件費はコスト的考えで非正規労働者を重用、一方で内部留保、株主配当に励む。儲けを労働者に還元していないのだ。

それが優れた経営者とみなされた。

今年も賃上げが話題になるが、大企業、中小企業間の格差が大きい。中小企業は人件費、設備投資の価格転嫁ができないのだ。

このままで日銀が利上げをすると、預金金利が上がるのはいいが、住宅ローン、企業の対応に問題が出るようだが心配してもいられない。

まず、円安対策だ。日銀は利上げしFRBとの金利差を縮小し、円高を目指す。物価高も押さえればまた状況も変わってくるのではないか。

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