今、マンション管理を適正に進めるために国は管理基準が一定の基準を満たす場合に適正な管理計画を持つマンションとして認定する制度がつくられ、自治体が認定制度を創設し申請することを推奨している。
今までなんとなくダラダラと管理していたが、この自治体の認定制度に挑戦してはどうかと管理会社と理事長に提案した。
大田区のマンション管理計画認定制度だ。いろんなシステムの構築が基準になっている。おまけに税法上の利点もあるが、中古マンションを購入しようとする人がきちんとしたマンションかどうかを大田区のHPで登録されていることを確認することができるメリットがある。
一方知らなかったのだが、マンション管理の関係企業が同じような内容で民間の認定機関をつくったようだ。手続きなど内容は自治体の認定制度に比べて劣る。
今回の総会で登録にカネがかかると支出の議題が提案された。自治体の認定制度を目指したのだが、実際には民間の認定機関の登録だった。
当然に何故だと質問したが、要領を得ない。自治体の認定制度は今の管理会社、担当者の能力では無理と判断したらしい。事前審査、本審査と面倒なのだ。
管理会社の担当者は楽で都合のいい民間の認定制度を理事会で推奨したらしい。何も内容知らない理事会は同意したようだ。
常に上のレベルを狙えばマンション管理も改善するが、下のレベルでは何ら改善しない。担当者の都合だけで進めるマンション運営に「喝」だ。
管理会社も担当者も能力なしでは今後どうなるのか。
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