2025年10月27日月曜日

本当に離れた保守層が高市総理で帰ってきたのか

自民党は3つの選挙で惜敗、その要因に岩盤支持の保守層が離れていったという。一方今回の高市政権で何が変わったのか。朝日新聞(2025.10.27)の世論調査では自民、維新が政党支持率を上げたが、高市政権の支持率はメデイアによって違うが64~71%で、女性初の総理にしてはこの程度かと疑問がわく。

高市氏は保守層最右翼と言われているが、選挙では「異次元の柔軟さ」を訴えて保守色を和らげようとしている。

本当に保守層が返ってきたのか。自民党が負けた要因は「政治とカネ」、旧態然とした政治姿勢ではなかったのか。

自民党を選んだ18~29歳で15から33% 、30代では12から35%だ。確かに帰ってきたとも思われるが、クリーンな政治は期待できない。

今後は少数与党の立場で基盤の弱い高市さんは「数合わせ」で政権運営をしていかなければならない。野党の「数合わせ」を批判していたのは自民党だったが、今後は自ら「数合わせ」に励むことのいなる。

政策では安倍政権の継承を謳うが、安倍政権時の一強独裁政治で野党の勢力潰しにかかった。アベノミクスも検証されていない。積極財政が今後も通用するとは思えない。

安倍警鐘を言うのは楽だが、その是非も検証が必要だ。「クリーンな政治」は期待できないのであれば、さや目の解散総選挙で国民に信を問うべきだ。

高いり政権は国民の信を問うていない。

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