2018年1月2日火曜日

安倍総理の「実行の一年」:2020年までは誤魔化していれば大丈夫と判断か


安倍総理が年頭所感で今年は「実行の一年」と言ったそうだが、経済運営も2020年までは誤魔化していれば大丈夫と判断しているのではないか。オリンピックが終われば不況になる事は誰でも指摘している。

度重なる選挙で勝利を収め念願の「憲法改正に突き進むぞ」と強調したのか。

安倍政権の出発点となったアベノミクスの3本の矢も紆余曲折、新3本の矢を放ったり「アベノミクスのエンジンをフル回転し加速する」と言って見たりしているが、景気の実感を津々浦々まで波及させるのは過疎化、格差拡大など構造的要因で困難だ。

目先を変えて「働き方改革」「人作り」「教育の無償化」と野党の政策をパクってリベラル色を出しているが本来は保守系だ。財政再建もあって財源に心配がある。

次の参院選は野党がゴタゴタしているので大きく負けることはないだろうが、衆院選での反省も有り参院選は油断できないのではないか。参院で憲法改正の発議が出来るかどうかだ。


安倍政権の長期化がニュースになっているが、そう容易ではなかろう。自民党支持率は高いが「安倍総理は信用できない」が根幹にあるのだ。

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