今の日本のベストな選択は安倍内閣が総辞職し、自民党臨時党大会で岸田さんが総裁に選出され岸田内閣誕生ではないか。安倍総理の公私にわたるゴタゴタガもう御免だ。
たかが「桜を見る会」というが、安倍総理が主催の公的イベントで私物化が目立つ。公職選挙法、政治資金規正法違反の疑いが大きい。安倍総理、官邸も火消しに躍起だが、今までの数々の安倍総理の不祥事とは異なりあくどさが目立つ事案だ。
安倍総理の繰り出す弁解がますます疑惑を増す。
時期的にどうかわからないが、ここに至っては安倍内閣総辞職で退陣のタイミングではないか。2012年以降、安倍政権が誕生して以来の実績は何か。そして今後はどうなるか。アベノミクスもすでに破たんしている。経済成長、財政再建でいろんな政策を打ち出すが検証されないままで長期政権を築いている。
自ら関係していると思われるモリカケ問題では、民主政治の根幹を揺るがす事態になっているし、戦略特区構想ではお友達に利権を与える結果になり公私混同も甚だしい。
そして、ついに公職選挙法、政治資金規正法違反容疑まで出てきた。これでアウトだ。
実績としては総理在任期間の記録更新だけだ。
野党はいま、政権交代する力はない。だから自民党内での「たらい回し」政権になるだろう。これなら実績もある。
ベストな選択は、安倍内閣総辞職→自民党臨時党大会→岸田総裁選出→岸田内閣ということか。右翼独裁政権からリベラル保守系内閣がいいのではないか。
二階さんは解散総選挙が近いことをにおわせているようだが、時期的にどうか。自民党内も「安倍ではダメ」という空気だろう。ポスト安倍の動きも出て来ている。
石原さんは、グループの会合でYESMANばかり集めた政権を批判している。安倍総理の所属する細田派は下村さんなどが候補に挙がっているが、下村さんは大学入試での英語試験で民間テストを採用することで利権まがいの行動を起こしていることが分かり無理だろう。
石破さんは相変わらず、世論調査では2位についているが、自派は19人しかいなくて、立候補するには他派から借りなければならない。憲法改正では安倍総理とは考え方が異なる。地方では人気があっても永田町での不人気が痛い。
岸田さんは、やっと禅譲をあきらめ積極的にとりに行く方針に変えたらしい。先の参院選での広島地方区で自派の重鎮が落選し、官邸がごり押しした河井さんが当選したが、公職選挙法違反の疑いが出て来て、夫の河井さんが法相を辞任した。岸田さんは失った求心力を取り戻しそうだ。
憲法改正も改正に向け後押しするらしいがこれも安倍総理を忖度した結果か。でも世論調査でも支持率の低さが気になるが、政調会長になって官高党低を改善し国民の民意をくみ取ろうとしていることは評価できるのではないか。
この辺でくるってきた自民党の自民主政治体制を手直しする時だ。
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