2018年11月6日火曜日

米・中間選挙:「偉大なアメリカ」vs「この国の本質」で米国民の選択は民主か

トランプ大統領の「偉大なアメリカ」vsオバマ前大統領の「この国の本質」を問う
米・中間選挙は日本にも影響が大きく、結果は世界に通用するのだ。選挙権があれば投票したくなる。

アメリカ・トランプ大統領が「保護主義」「アメリカ第一」と反グローバリズムを訴えている間に、今までグローバリズムで築いてきたアメリカナイズも反発を受け、極右ポピュリズムの台頭をうけ、欧州の各国内の内政を混乱させている。世界秩序が危機に瀕しているのだ。

オバマ政権時築いてきた国際協調路線もことごとく破綻させG7も孤立化、先進国首脳でトランプ大統領に寄り添うのは日本の安倍総理ぐらいか。アメリカ大統領との友好関係が政権に基盤というお国事情からすると当然かも知れない。

しかし、こんな事を長く続けていくと中国、ロシアが台頭し社会主義が勢いづく。ロシアは国内経済が停滞し勢いはないが、中国は覇権主義をちらつかせアメリカに取って代わろうとしている。

今夜のテレビニュースでは上院は共和党、下院は民主党が優位となりそうだ。でも「隠れトランプ派」がいるために結果が出なければ分からない。

一方、民主党を応援するためオバマ前大統領が「この国の本質、今後の政治のあり方を変えよう」と投票に行くことを呼びかけている。

今までの2年で、トランプ旋風は収まらない。今後2年もトランプさんだろうが、アメリカ国民が良心を訴え出すとトランプさんも2年後は危ない。

今のように国際的約束事をことごとく破棄することは、アメリカ国民も支持はしないし、先進国の首脳からも支持はされないだろう。「アメリカ第一」を言うのであればアメリカが世界のリーダーとしての立場をしっかり守ることだ。

決してアメリカが国際政治の場で信用を失うことがあってはならない。

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