2018年11月8日木曜日

トランプ「勝利」としても:国際舞台での米国の立場も擁護しているのか


今回の米・中間選挙の結果、トランプ大統領の「共和党」が勝利したとして、国際舞台での今までのトランプ大統領の振る舞い、アメリカの立場まで擁護したということか。

トランプ大統領は「昨日は大勝利」とトランプ大統領流のパフォーマンスを見せつけたが内容は上院で「勝ち」、下院で「負け」だが、トランプ大統領、共和党員、一方民主党員もそれぞれが抱き合って結果を喜ぶテレビの映像を見て本当はどうなんだと疑問がわいてくる。

アメリカ通と言うジャーナリストがテレビの情報番組でコメントするのもとりあえずトランプ大統領の勝利と言う。大勝か、中勝か、小勝かと言われれば判定がわかれる。

一方、日本への影響としては政府は「かわらない」とコメントするが外交、通商では厳しくなるという意見もあれば、トランプ大統領も内政で苦労するので「しばらくは時間稼ぎ」できるとみている者もいる。

でも英仏独など海外のメデイアはどう判断しているのか。

特に「アメリカ第一」で国際政治の場面でイラン、イスラエルに見るように従来の立場を平気で反故にしたり、G7,G20首脳会談でも「保護主義」は他の先進国の首脳から批判され孤立化している。

中国との関税貿易戦争は報復措置も中国の「弾切れ」状態、トランプ大統領は習主席が譲歩してくると思っている。

今まで世界のリーダーとしての立場から異端児となり、調整から混乱の当事者になっている。

今回の中間選挙の結果、アメリカ国民はトランプ大統領の国際舞台での振る舞いまで擁護したことになるのか。

そして2020年にはトランプ再選の道が開かれたのか。

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