「菅総理に菅官房長官はいない」とは反面教師か。 菅総理は豊富な情報の元で権力を振りかざし、説明を省く強面官房長官として不祥事の続く安倍総理を支えてきた。それを政界はいいと評価していたのだが、その延長線上で自ら総理になってしまった。
当初は期待感から65%という高支持を受け解散総選挙も戦えると自民党は思ったはずだが、菅さん自ら言うように「圧倒的に情報が少なくなった」と民意をくみ取りにくくなり、新型コロナウィルス対策では安倍政権同様に後手後手の対応だ。
経済再生でGOTOトラベル事業に軸足を置いていたが感染拡大が続き「全国一律の一時停止」を宣言した。
感染防止で国民には「静かな会食」「マスク着用」「少人数」を要請しながら自らは著名人8人による忘年会に参加してしまった。厳しいメデイアの追及し「国民の誤解を招き真摯に反省」というとこれにまた火が付いた。
驚いたことに閣僚、自民党幹部には擁護する発言も続く。
そんなニュースを見ると我慢しようと思っていた国民、都民も「そうなのか」と出足が減らない。
自民党も急遽、忘年会の中止を始めたが、それまではやるつもりだったとは驚く。年末年始は「静かに」というが、地方出身の国会議員は地元に帰り忘年会、新年会を開くのか。そういう連中の中からクラスターでも発生したらどうなるのか。
新聞報道によると「深層ニュース」で小池知事は「人の流れが多い」といい、片山さんは「東京圏で人の動きをもっと少なくする必要がある」と主張する。
病院、医療機関のひっ迫を考えると「移動自粛」しかないのだ。菅総理を反面教師にもっと国民の心に響くメッセージを送るリーダーが出てこないのか。
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