2020年12月17日木曜日

東京822人、感染拡大、医療体制ひっ迫:このままでは年末年始は「移動自粛だ」

それ見たことか菅総理、二階幹事長!東京の感染者数は822人で過去最多、モニタリングの感染状況は「拡大している」、医療整備体制は「ひっ迫している」に引き上げられた。福祉保健局の速報値は822人、65歳以上が112人、検査件数は12月16日で10909件という。

検査数と陽性率が必ずしも一致しないのでわからないが最近の陽性率は6.7%ぐらいだ。GOTOトラベルが感染拡大の引き金になったことを菅さんも二階さんも認めがらないが、専門家がどう言おうとコメンテーターがどう言おうと「人の動き」が感染拡大の要因になっていることは誰が見ても確かだ。

そして飲食を伴う会合はクラスター発生の要因だ。時短要請しているが歓楽を求める国民も少しは我慢できないのか。若い者が会食し感染、家に持ち帰って高齢者に感染させる。高齢者は外出を我慢しても移されてはどうすることもできない。

家庭内クラスターは対応が難しい。

東大名誉教授の児玉先生が国会で「何もしなければ大変なことになる」と警告していたが、その通りになりそうだ。経済との両立など所詮無理だったのだ。「二兎追うものは一兎も得ず」だ。

医療体制のひっ迫は、通常医療との両立が難しく2週間後は機能不全の危機と警告されている。

それでも忘年会、新年会は避ける、帰省するときは2週間会食を控えることという。東京から地方への感染拡大を阻止しようとしているのだが、国民はどう受け取っているか。

このままでは年末年始は「移動自粛」も視野に入ってくるのだ。

政治家は政策、発言、行動に整合性を持て。国民に誤解を与える行為、発言は慎むべきだ。

新型コロナウィルスは「自分勝手な政治家を排除せよ」と警告しているのだ。

今は、街中に新型コロナウィルスが蔓延しているのだ。


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