2020年12月13日日曜日

今、何故GOTOトラベルの是非:判断基準はまず「感染防止」ではないのか、何を迷っているのか

新型コロナウィルス感染拡大が止まらない。日ごとに過去最多を記録、医療機関のひっ迫で GOTOトラベルの是非が問題になってきた。

そもそもGOTOキャンペーンは感染が落ち着いてきた後で経済再生で実施すべきではなかったのか。それを経済再生を急ぐあまり政府は前倒しで実施に移した。その判断の責任は政府にある。

観光業界の要望も強く踏み切ったのだが「人の動き」が感染拡大につながっている常識通りの結果になった。やっと政府も重い腰を上げ調整に動き出した。

名古屋、東京を目的にするGOTOトラベルは一時停止になるらしい。東京を外すかどうかは経済効果に大きく影響する。だから小池知事も自分から言い出せず、政府の意向に従うらしい。

でも東京を出発する旅行はいいのか。

政策の判断基準の第一は「国民の安全」だ。経済も地域の業界の人たちの生活を守るためには必要ではあるが、国民の「健康と安全」だ。その基本が菅総理はわかっていないから判断が鈍っている。

此れでは内閣支持率も下落するだろう。毎日新聞は40%になったと報じている。


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